アジ美、カラクリ仕掛けの作品展-羽根が開く「コウモリいす」も

座ると羽根が広がるスダルシャン・シェッティさん作「ここで、それともどこかで」(=写真)

座ると羽根が広がるスダルシャン・シェッティさん作「ここで、それともどこかで」(=写真)

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 福岡アジア美術館(福岡市博多区下川端町3)アジアギャラリーAで、同館のコレクション展「開幕!カラクリ劇場」が開催されている。

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 同展は、分かりづらいとされる現代美術に親しみを持ってもらおうと、「動き」をキーワードに企画。同館が所蔵するコレクションの中から選んだインドネシア・マレーシア・台湾などアジア6カ国のアーティスト6人のからくり仕掛けが楽しめる作品7点を展示している。

 インドネシアのヘリ・ドノさんが製作した、ジャワの影絵芝居がモチーフとなった作品「周縁の人々を見る」(1992年)は、木で作られたコミカルにも見える顔が動く作品。周縁の人を見下ろす特権者を表現しており、ユーモアを交えながらも社会への皮肉なメッセージが込められているという。

 そのほか、電気仕掛けのいすに座ると羽根が広がり、コウモリをほうふつとさせるスダルシャン・シェッティさん(インド)製作の「ここで、それともどこかで」(2001年)、キム・ヨンジンさん(韓国)の水滴をプロジェクターで拡大投影している作品「液体-右から左へ」(1995年)など、「見る人によってとらえ方の違いが楽しめる」(同館学芸員の原田真紀さん)という個性あふれる作品が並ぶ。

 繊細な作りで修理を重ねて約10年ぶりに展示されているものや、実際に体験できるものもあり、来館客を楽しませている。「ユーモアに表現されているものばかりなので、現代美術を難しくとらえず、気軽に家族で楽しんでほしい」(同)と話す。

 入場料は、一般=200円、高大生=150円、中学生以下無料。開館時間は10時~20時。水曜休館。4月1日まで。

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