アクロス福岡(福岡市中央区天神1)1階のコミュニケーションエリアで3月24日より、アーティスト集団「グループJAMA(ジャマ)」の「特別展~ボックス・アート~」が開催されている。
JAMAは、福岡教育大学美術科OB生の1977・1978年生まれのメンバー7人から成るアーティスト集団。「職場と家の往復だけでなく、学生時代に学んだことを持続し、社会人や作家として、いろんな人と接点を持ちながら成長していきたい」(同グループ代表の藤江効平さん)と大学卒業後の2001年に活動を開始し、福岡市立美術館や福岡県立美術館などで作品展を開いている。グループ名は、メンバーが巳年と午年であることから、JA(蛇・ジャ)MA(馬・マ)と名付けたという。
同展は、JAMAの中心メンバー7人をはじめとする計10人の作家が参加。縦40×横46×奥行き9センチメートルのボックスを使って、「自分の居場所」をテーマにそれぞれが自由に表現した「ボックスアート」作品15点を展示している。
陶器で表現した作品や、糸や木の板を使用したものなど、在学中に専攻した分野を生かした個性が光る作品が並ぶ。7人のメンバー中6人が現在、小・中・高の美術教師であることから、教え子が会場に駆けつけるなど「普段とは違うコミュニケーションの場にもなっている」(藤江さん)とも。今後のグループの活動について、「教師であることを生かし、今後はワークショップなども開きたい」(同)と意気込みをみせる。
開催時間は10時~18時(最終日は16時まで)。3月30日まで。
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