クラブ&レストランの「ビルボードライブ福岡」(福岡市中央区天神2)が、今年から休演日に行っているレストラン営業が話題を呼んでいる。
同クラブの飲食メニューは、食材の味を生かした「健康志向」がテーマのイタリアン料理がメーン。川畑信二料理長が、東京でのフレンチ、イタリアンレストランでの経験と知識を生かしたメニューが来場客にも好評で、「ライブとは違った空間を演出し、じっくり食事を楽しめる機会を」(同店広報担当の佐々木吾衣さん)と今年1月末よりレストラン営業を始めた。
4月のレストラン営業日は2日、3日、8日、10日、16日、18日、24日。ライブ公演時は180席のところ、レストラン営業時には約100席とゆったりとテーブル席を配置。提供するメニューは前菜、メーン料理(スープ、リゾット、パスタから選択)、魚・肉料理、デザート、コーヒー、パンなど7品で、すべて2~5種類の中から好みで選ぶことができるプリフィックス・ディナー形式となっている。有機野菜を使用するなど、素材もこだわりを見せる。
レストラン営業時には、ジャズ・ミュージシャンのルイ・アームストロングの70年の生涯と名曲をつづったドキュメンタリー映像「ワンダフル・ワールド ルイ・アームストロング ストーリー」をスクリーンで上映するなど、ライブとは違った雰囲気が楽しめる。「巨大スクリーンで見る機会がない特別映像の上映は、音楽好きの方に喜んでもらえる内容。時間に余裕がない公演日には難しい、音楽好きのスタッフとの会話など、『音楽好きの隠れ家』的存在として楽しんでいただければ」と佐々木さん。
料金は、フルコース=3,680円、4品のハーフコース=2,100円。料理5品とフリードリンク(2時間)=4,000円など、6人以上のパーティープランも設けている。レストラン営業時間は18時~23時。事前予約も受け付けている。
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