天神で1日「花婿大学」-「いかに妻の尻に敷かれるか」テーマに

花婿大学の入学者には卒業証書が授与された

花婿大学の入学者には卒業証書が授与された

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 全国亭主関白協会(福岡市中央区天神1)は4月26日、アクロス福岡(中央区天神1)で「全国花婿大学入学式&全国亭主関白協会 全国大会」を開催した。

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 全国亭主関白協会は、情報誌「リセット」のプロデューサー、雑誌「福岡モン」編集長の天野周一さんが1999年8月に設立したもので、会員数は47都道府県や海外を含め約5,400人にも上る。「ありがとうをためらわずに言おう」「ごめんなさいを恐れずに言おう」「愛してるを照れずに言おう」という「愛の三原則」を掲げ、「良い花婿」の育成や「熟年離婚」の防止などを目的に活動を展開している。

 同イベントは、独身男性を対象にしたもので開催は初。この日、全国から20歳~52歳の未来の「花婿」72人が晴れて「花婿大学」に入学。1時間目の天野会長の「『亭主力』が日本を救う」と題した授業では自身のエピソードを交えながら、テーマである「いかに妻の尻に敷かれるか」を生徒らにレクチャー。天野会長の「ここは試験にでるかも…要チェック!」の先生ぶりに、講演を見守る一般参加者が笑うのを横目に生徒らは真剣そのもの。熱心にメモをとる姿も見られ、先生の言葉に真剣に耳を傾けていた。

 2時間目には早速卒業試験が行われ、「妻はブランド、私はユニクロでいい?」や「妻のタオルだけフカフカでも許せる」などの思わずクスリと笑ってしまう設問計60問が出題された。採点結果により最高10段までの「花婿免許」が授与される仕組みで、参加した72人中68人が卒業パーティーに参加できる最低ラインの3段以上を取得し、見事「卒業」を果たした。4段を取得した、春日市の任勝敏さん(33)は「妻の尻に敷かれるという考え方が面白い。今日習ったことは将来、相手ができたら生かしたい」と意気込みをみせる。

 イベント終了後に行われた卒業パーティーでは卒業生同士、飲み物片手に卒業を称え合う姿も。天野会長は「無事、卒業を迎えて(卒業パーティーで)卒業生のとてもうれしそうな表情が見られて良かった」と教え子を見送った「先生」は安心した様子で、1日限定の「花婿大学」は無事終了した。

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