松下電工は「ナショナルリビングショウルーム」(福岡市中央区薬院3)の照明コーナーを九州の「あかり文化」をテーマにリニューアル、5月17日にオープンする。
同ショールームのリニューアルは、昨年1月の水回りコーナー、9月のシステムキッチン、内装、収納コーナーに続く第3弾。「九州の自然の色と光は他の地域にはない。それを生活空間で再現できれば、最高の『癒し』空間になるのでは」(同社九州電材営業部の大岡圭裕営業部長)と「九州の明かり」にスポットを当て、同ショールーム1階の電気設備コーナーを全面改装した。
提案のスタイルも、以前までの商品を展示しての「見せる」展示スタイルから、実際の生活のイメージがわきやすいようにと、リビングやキッチンを再現した空間に入り体験・体感できるスタイルへと改善した。
同社が「九州の明かり」の例に挙げる長崎県の五島の夕日や大分県の佐伯湾の漁火などを、寝室やリビングなどの3つのシミュレーションコーナーに、シーリングライトやダウンライトなどの照明器具を使って再現。ショールームには明かりのイメージを感覚で選んでもらおうと、コーディネーターと相談しながら、何通りもの照明の点灯パターンをシミュレーションできる機能も備えた。
同社では、地元・九州の明かりをテーマにした新たな提案で年間の6万人の来場を見込む。営業時間は10時~18時。
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