岩田屋本店(福岡市中央区天神2)が4月から展開している水着売り場の売り上げが好調で、中でも今年初登場の「焼かない水着」が人気を集めているという。
「近年の美白人気によって、UV手袋や日傘の売り上げが連日、平均すると前年比の約10%増の伸び」(同店広報担当の平島和仁さん)と紫外線対策グッズの人気を受けて、同店では今年初登場の「UV対策水着」をそろえている。
首の日焼け防止になるフード付きのボレロ(12,600円)とチュニック丈のトップス、水着には珍しいひざ下の長さのパンツ(上下セット=19,950円)のデザインで、オーストラリアなどで使われる衣類の紫外線防止指数のUPF=50、UV95%カットの素材を使用しているという。
「海に行きたくないけど、子どもを連れていかないといけない。日焼けはしたくないけど、おしゃれもしたい」(婦人服・水着担当バイヤーの淀川みはるさん)という30代の小さな子どもを持つ主婦がメーンターゲット。今年からの取り扱いのため、反応を見ようと9号の1サイズのみの展開だが、体型カバーにもなるデザインが好評で1日1~2セットの売れ行きを見せているという。カラーは茶と黒の2色で、ドット柄と無地をそろえる。
淀川さんは「普段着使い目的で購入される方も。日焼け止めを塗る個所も少なくて済むと好評」と話す。
同店は7月9日より水着特設会場を拡大、約2500着そろえる。営業時間は10時~20時。8月26日まで。
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