天神地下街(福岡市中央区天神2)1番街イベントコーナーで8月2日より、博多人形師の力作が並ぶ「インテリア博多人形展~博多人形まつり~」が開催される。主催は博多人形商工業協同組合。
同展は、30回以上開催した歴史を持つ「博多人形商品開発展」が昨年より、「伝統的なイメージを持ちつつ、現代風の住まいでもインテリアとして使用できる」(同組合の武吉國明理事長)という時代のニーズに合わせた新コンセプトを据え、一新したもの。今年で2回目。
会場には「伝統の枠を超えた新しい、自由なテーマで制作した」(武吉さん)という博多人形師約50人の作品80点を展示しているほか、今年初めて、博多人形師・川?修一さんが手がけた博多祇園山笠「千代流」の飾り山の人形2体も併せて展示。「遠くからでも分かりやすい、一つ一つのパーツが主張する飾り山の人形と、細部にこだわった博多人形の違いを楽しんでほしい」(川?さん)という。
昨年は20代の若い世代を中心に約4,000人の来場者を集めた。武吉さんは「若い世代の方に博多人形の魅力が伝わり、伝統産業の後継者不足解消へとつながれば」と話している。
営業時間は10時~19時(最終日は18時まで)。入場無料。8月5日まで。
福岡県の夏祭りを紹介するパネル展-博多人形師の作品も(天神経済新聞)博多の歴史を紹介する「はかた博物館」-アクロス福岡に登場(天神経済新聞)天神で「福岡城・黒田藩」の歴史展-黒田24騎の博多人形も(天神経済新聞)博多人形商工業協同組合天神地下街