九州日仏学館(福岡市中央区大名2)3階メディアテークで10月25日、絵本作家の谷口智則さんによる絵本作りワークショップが開催される。
谷口さんは、20歳の時に見た「ボローニャ国際絵本原画展」に影響を受け、独学で絵本作りを始める。現在は大阪を拠点に活動。今年5月、商業施設「VIORO」(中央区天神2)で福岡初の作品展を開催し、谷口さんが描く「癒し系」の動物たちが幅広い年齢層の人気を集めた。
今回のワークショップは、フランス文化省後援の下、フランスで毎年10月に行われており、同館でも行っている読書祭り「リール・アン・フェット」イベントの一環。谷口さんはフランスの出版社から本を出版しているほか、フランスの小学校で絵本の授業を行うなど、フランスと関連した活動を展開していることから、同イベントが企画されたという。
当日は、絵本作りのほか、参加者がリクエストした動物を描くライブペインティング、スライドを上映しながらフランスでの体験談を交えたトークなどを予定している。
同イベント担当者は「前回の福岡初の個展でファンになった方など、子どもはもちろん、20代の女性の方などの予約があり、幅広い世代に人気」という。
開催時間は13時から。入場無料。定員は約50人(定員になり次第、締め切り)。予約は同館(TEL 092-712-0904)まで。