不動産開発のディックスクロキ(福岡市中央区高砂2)は11月14日、福岡地裁に民事再生法の適用を申請、受理されたと発表した。負債総額は181億3,100万円。
サブプライムローン問題などの影響で不動産市場が悪化。金融機関の不動産ファンドに対する融資環境が厳しくなり、契約済み物件の解約など、物件の買い手を失う結果になったという。
同社は1984年に事業用ビルのコンサルタント業として創業。福岡・天神エリアを中心に賃貸マンションの開発から管理までを一貫して受注するシステムを取り入れる。2000年にはジャスダックに上場、業務を拡大してきた。