「TSUTAYA」を丸ごと広告媒体化-渡辺通の家具店が集客狙う

「TSUTAYA」店舗を丸ごと広告媒体化。笑えるコピーで店員らが家具を宣伝

「TSUTAYA」店舗を丸ごと広告媒体化。笑えるコピーで店員らが家具を宣伝

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 広告代理業の「BBDO J WEST」(福岡市中央区天神4)は2月1日より、「TSUTAYA福岡天神」(福岡市中央区今泉1)を新たな街メディアとする広告展開を開始した。

本選びとともにいすの使い心地も試せる

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 「深夜まで営業しており、感度が高い若い世代の利用が多い。(同店なら)販促ツールとして効果的で、十分メディアに成り得るのでは」(同社営業部の田部綾乃さん)と、同店の媒体化へ踏み出した。

 今回、同店の全フロアで広告展開するのは、輸入家具販売を行なう「Crastina INTER FURNITURE(クラスティーナインターファニチャー)」(東京都町田市)。商業施設「BiVi福岡」(中央区渡辺通4)の3階「quiet hours(クワイエットアワーズ)、4階「Crastina INTER FURNITURE(クラスティーナインターファニチャー)」の2店舗で、TSUTAYAのある西通りからの集客効果を狙う。

 広告の展開場所は、トイレ、エレベーター、エスカレーター頭上のつり広告、DVD売り場、スタッフが着用するTシャツなど8カ所。「ただのポスター掲示ではなく、インテリアショップのカラーを意識しながら、TSUTAYAに来る人のアンテナに引っかかるように工夫した」(田部さん)。店内で販売している本を座って読める同店の特徴を生かして、設置しているいすを2店舗で販売しているいすに入れ替えたほか、トイレやエレベーターには部屋のように見立てた装飾を施した。

 田部さんは「(今回のケースは)消費者の身近な行動を考えた街メディアとして期待できる。街中が媒体化することで、交通広告より効果的では」と話す。

 同店での展開は今月19日まで。

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