福岡市美術館(福岡市中央区大濠公園1)で3月10日、写真展「100×France フランス写真史 その起源から現在まで」が始まった。主催は九州日仏学館。
同展は、およそ200年にわたるフランス写真史を紹介する回顧展で、会場には世界の写真史上、初めて撮影されたというニセフォール・ニエプスの作品やブラッサイの「カフェの恋人たち」、テオフィル・フェオの「建設中のエッフェル塔」など、フランス国立図書館、オルセー美術館などの協力により集まった計100人の写真家の作品100点(1人1点)を説明文とともに展示している。
九州日仏学館の企画担当者は「200年に渡っての写真が集まることは貴重。歴史や技術の発展なども楽しめる内容」と話す。
開館時間は9時30分~17時30分。月曜休館。入場料は500円。今月22日まで。