柳橋連合市場横の駐車場「トラストパーク柳橋」（福岡市中央区春吉1）に3月13日、コンテナ型店舗「博多いなほ焼き」がオープンした。運営は、駐車場の企画・運営などを行うトラストパーク（福岡市博多区住吉4）の子会社「ピー・エム・トラスト」（同）。

　「いなほ焼き」は1999年、長崎県大村市で誕生した回転焼の形をしたお好み焼き。同社は、同店のオープンを皮切りに、駐車場の空きスペースや1台分の駐車スペースを利用したコンテナ型店舗と移動販売店舗型の2形態で、中央区・博多区を中心に店舗展開していく予定だという。駐車場稼働率向上との相乗効果も狙う。

　店舗面積は2.3坪。メニューは、「いなほ焼き」（100円）と「もちもち焼き」（いも・カスタード・ごま各100円）。今後、いなほ焼きの辛子高菜入り、ツナマヨ味の販売も予定している。

　市場での買い物帰りの主婦や学生など、幅広い年齢層が利用する立地から、同店は「予想以上の人気で、当初の売り上げ目標を大幅にクリアしている」（同社統括責任者の大久保貴之さん）という。売り上げ目標は月100～150万円。6月までに16店舗の出店を目指す。

　営業時間は11時～21時。