イムズ(福岡市中央区天神1)8階の三菱地所アルティアムで5月30日より、同ギャラリーが今年で開館20周年を迎えることを記念した企画展「アルティアムプロスペクティヴ 20年の時を超えて愛されるもの」が開催される。
同展は、過去に同ギャラリーで展覧会を開催したアーティスト8人によるグループ展。参加アーティストは、荒木経惟さん、会田誠さん、奈良美智さん、草間彌生さん、江上計太さん、袁廣鳴さん、ジャナイナ・チェッペさん、福田里香さんの、「現在も第一線で活躍している」(同ギャラリー広報担当の北村智美さん)8人。
写真、絵画、立体、インスタレーションなど、さまざまなジャンルの作品計35点を展示する。「アートが好きな方はもちろん、そうでないという方にも『現代アートの入り口』として楽しめる内容になっている」(同)という。
そのほか、過去に開催した展覧会をまとめた年表や映像、同ギャラリーの裏側まで再現した模型、昨年9月にジュエリーアート展を舞台に行った「プロポーズ大作戦」の映像などを上映する20年の歴史を振り返るアーカイブコーナーも設ける。
同ギャラリーは、20年間で225本の展覧会を開催し、約85万人以上の来場者数を記録。北村さんは「(ギャラリーの)来館者には懐かしく、『知らなかった』という方にも、天神からさまざまな芸術文化を発信し続けるアルティアムがどういう場所なのか、この機会に知っていただけるのでは」と期待を寄せる。
開催時間は10時~20時。入場無料。6月21日まで(同16日は休館)。