三越・福岡店（福岡市中央区天神2）は6月16日、同館9階催事会場の中元ギフトセンターをオープンし、同日、中元ギフト商戦本格化に向けて決起大会を行った。

　決起大会には、今年入社した新入社員らがワールドカップ出場を決めた日本代表を演じ、ヒーローインタビューで「ファンの声援に感謝。熱い応援のお礼に中元を贈りたい」と決意表明。売り場スタッフが集まった会場を沸かせ、中元商戦へ向け意気込んだ。

　今年は、素材や製造方法にこだわったシリーズ「食彩職人」、一人暮らし向けとして定番化している小分けパックになった食品、福岡店のみの「九州味紀行」など約1,500品目をそろえる。

　また、「今年は不景気を背景にした『弁当男子』の増加により、売り上げが前年に比べ2倍になった」（同店広報担当の森山ミキさん）という弁当箱人気に目をつけ、弁当箱全体の売り上げアップをけん引する人気商品という、弁当箱のふたに保冷剤が付いた「ランチボックスセット」（4,620円）を中元ギフトとして初めてラインアップした。

　売り上げ目標は前年並みで、平均単価は4,280円を予想する。8月5日まで。