大丸・福岡天神店(中央区天神1)本館地下2階・食品売り場に9月2日、昆布専門店「神宗(かんそう)」が出店した。
1781年創業の老舗昆布専門店で、九州初出店。素材は北海道白口浜産の天然真昆布のみを使用しており、関西・関東では塩昆布の徳用商品が毎日開店後5分で完売するほどの人気を集めている。店舗面積は2.5坪。
「過去に全国の商品を集めた催事に出店した際も行列ができるほどの人気だった」と振り返る同店食品部の谷口春夫さん。同店開店初日も開店後約15分で徳用商品が完売したという。
塩昆布(100グラム、840円)、ちりめん山椒(90グラム、735円)、塩昆布煮汁(300ミリリットル、525円)など単品約10種のほか、塩昆布(150グラム×2パック、2,730円)などギフト商品約10種もそろえる。客単価は約1,500円。
「ギフト用ケースは冷蔵庫にそのまま保存できるほか、単品商品は開けるとクリアファイルとして使用できるケースで包装するなど『エコ』にもこだわっている」(同)。年間売り上げは約1億円を見込む。
営業時間は10時~20時。