We Love天神協議会は10月22日、アジアからの観光客に対するインフォメーション機能の向上を目的にした勉強会「天神おもてなし学校」を開いた。
天神おもてなし学校は、市内商業施設や観光案内所のインフォメーション担当者や販売員らを対象に行っているもので、今年2月に開校。7回目となる今回は、三菱地所リテールマネジメント施設運営部・アクアシティお台場・営業室長兼管理室長の竹迫哲哉さん、アクアシティお台場のインフォメーション・CS担当の毛利亜希子さんを講師に招いて行われた。
テーマは「アクアシティの『インフォメーション業務』『インバウンド関係』について」。同館では「館内3カ所のインフォメーションに約10人のスタッフが勤務しており、7割がバイリンガル」と竹迫さん。各店舗で使用する商品解説のポップの翻訳もインフォメーションスタッフが担当。「各店舗との連携で売り上げも伸ばしている」と話した。また「来館者から他施設について質問されることも多く、実際にインフォメーション担当者が他施設に足を運んで情報を仕入れることもある」とも。
当日は、天神の商業施設のインフォメーション担当者、行政の観光担当者ら約50人が参加。参加したイムズのインフォメーション担当・近藤沙也加さんは「同じ業務だが、他施設の情報収集も進んで集める話を聞き、モチベーションの高さを感じた」と振り返る。