「活版」生かしオリジナル文具開発-天神のインテリア店で先行販売

天神で「活版」生かしたオリジナル文具が先行販売

天神で「活版」生かしたオリジナル文具が先行販売

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 商業施設「VIORO(ヴィオロ)」(福岡市中央区天神2)6階のインテリアショップ「LT LOTTO AND TRES(ロット アンド トゥレス)」に10月23日より、活版印刷の復興を目指して誕生した文具ブランド「PH」商品が並んでいる。

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 活版印刷は活字を組み合わせた版で印刷する印刷方法で、コスト削減重視の大量生産により近年は失われつつある。同ブランドは、文具や雑貨の企画販売を行う「ハイタイド」(西区横浜1)と、活版印刷を使った商品を手がける「パピエラボ」(東京都渋谷区)との共同開発によるもので、「一つひとつ味があり、それぞれ違う風合いが楽しめる活版印刷を再生したい」(ハイタイド企画部の永田悠宇さん)と企画された。

 11月末より全国で販売を予定しており、同店では現在先行販売を行っている。販売している商品はノートとメモ帳の2種類。「パソコンで作ったものとは違い、文字の位置や強弱による色のにじみ具合の良さも改めて楽しんでほしい」と永田さん。

 「活版印刷にあまりなじみのない若い世代にも反応があれば」とオレンジやライトブルーなど蛍光色を交ぜた4色をそろえる。

 価格は、ノート=630円、メモ帳=420円。営業時間は11時~21時。先行販売は11月3日まで。

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