イムズ(福岡市中央区天神1)地下2階に11月18日、等身大の巨大モビールが登場した。
空気の流れで揺れるオブジェ「モビール」。館内にツリーやイルミネーションとともに登場した同作品はモビール作家のいろけんさんが手がけた。兵庫県出身のいろけんさんはイラストレーターとして約10年間活動後、アーティスト「ハナレグミ」のライブ会場で見た鳥のモビールに衝撃を受け、2007年モビール作家へ転身。飲食店や病院、保育所などに飾るモビール制作のほか、ネットや雑貨店でオリジナル作品を販売している。
同作のテーマは「誰もが誰かのサンタクロース」。太極拳をする人や着物を着た人などさまざまな人をモチーフにしたモビール25種を吹き抜けに吊り下げている。
「風や座っていた人が立ち上がるときの空気の流れで一定ではない揺れ方をするのがモビールの魅力」といろけんさん。「作って終わりじゃなく、飾ってもらって、人と一緒にいて作品が完成する」と話す。
12月12日にはクリスマスモビールを制作するワークショップも行う(定員20人、参加費1,000円)。
開催時間は10時~20時。入場無料。12月25日まで。