福岡のラジオ6局は3月20日、5年前の同日に起きた「福岡県西方沖地震」の体験や教訓を語る防災特別番組を同時生放送する。
同番組は「災害時の情報伝達の役目を持つラジオだからこそ、福岡県西方沖地震を伝え続けよう」と企画されたもので、今回で5回目。「九州国際エフエム(Love FM)」の本社スタジオに各局のパーソナリティーが集まり、「RKB毎日放送」「九州朝日放送」「エフエム福岡」「CROSS FM」「NHKラジオ第一」の6局で同時生放送する。今年は「あれから5年・あの日の教訓」をテーマに各自の体験談や、防災意識について街頭インタビューを行った様子などを交ぜながらリスナーに呼びかける。
地震発生時、玄界小学校校長を務めていた浅利正勝さんや福岡管区気象台地震情報官の藤井幹雄さんらがゲストで出演。当時の体験を振り返るほか、九州北部の活断層の研究についてのコメントなども放送する。
放送時間は12時~12時55分(NHKラジオ第1は12時15分~12時55分)。