福岡市役所本庁舎1階の北側玄関に5月9日、おむつ交換台などを備えたスペース「赤ちゃんの駅」が開設された。
以前まで、同2階に授乳室のみを設けていたが、「出入りしやすく使いやすいように」(福岡市こども未来局子育て支援課の山本和弘課長)と1階に移設した。面積は約23平方メートル。おむつ交換台2台と洗面台、ソファ、絵本などを置いた遊びスペース、授乳室を設けたほか、子育てに関する資料も置いている。
「乳幼児親子が外出しやすい街になれば」と山本課長。「(当スペースは)入口に近く、守衛室もすぐ前にあるので安心して使っていただけるのでは」。
「赤ちゃんの駅」は授乳室などを設けた施設を登録し、市のホームページで知らせる事業で2008年より北九州市が始め、福岡市は翌年より連携事業として展開している。福岡市内では、今年4月末現在で229施設が登録している。4月からは携帯電話でも登録施設が検索できるようになった。
開設時間は平日のみ8時45分~18時。