福岡市交通局(福岡市中央区大名2)は3月12日、地下鉄全35駅に無線LANサービス「Wi-Fi」を4月末までに順次導入すると発表した。
Wi-Fiはパソコンやスマートフォン、タブレット端末向けの通信サービスで、現在はNTTドコモ、ソフトバンクモバイル、NTT西日本、NTTコミュニケーションズが姪浜、西新、赤坂、天神、中洲川端、博多、福岡空港駅の7駅に導入しているが、今回新たにKDDI、ワイヤ・アンド・ワイヤレスも3月末より、天神、博多、赤坂駅など9駅から順次導入を開始する。
NTTドコモ、ソフトバンクモバイルは4月初旬に、KDDIとワイヤ・アンド・ワイヤレスは4月末に全35駅に拡大。すべての駅構内でインターネットの利用が可能になる。
また、車内でも利用できるUQコミュニケーションズが提供するサービス「WiMAX」も導入。同局担当者は「優先席付近では電源を切るなど、マナー啓発も強化していきたい」という。