天神で4月19日、「福岡演劇フェスティバル」が開幕した。
6回目となる今年は、西鉄ホール(福岡市中央区天神2)、イムズホール(天神1)など5カ所で開催。初日公演の会場となったイムズホールでは開演前に舞台に出演する俳優らが集まり、テープカットを行った。梁木靖弘実行委員長は「開催も6回目で地域に根づいてきたが、演劇は敷居が高いと感じる人もいるはず。演劇の裾野を広げていきたい」と意気込みを見せる。
期間中、九州大学演劇部出身者を中心に結成した福岡の劇団「village80%」、つかこうへいさんの作品「熱海殺人事件 売春捜査官」を上演する鹿児島の「劇団上町クローズライン」、大阪の劇団「空晴」、国内外で人気を集める横浜の劇団「チェルフィッチュ」など11団体が上演する。
入場料は作品により異なる。公演は6月1日まで。