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かぶりもの劇団「ギンギラ太陽’s」の舞台作品が映画に-全国公開へ

「ギンギラ太陽’s」の大塚ムネトさん(上段右から2番目)ら劇団員

「ギンギラ太陽’s」の大塚ムネトさん(上段右から2番目)ら劇団員

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 福岡の商業施設や乗り物が主人公のかぶりもの劇団「ギンギラ太陽’s」の作品「BORN TO RUN」を再構成して制作した映画「ギンギラ太陽’sはじめてモノ語り ボーン・トウ・ラン~夢の超特急~」が9月23日より、全国で公開される。

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 新型車両が開発され、走る機会が減り、ついに引退が決まってしまった初代0系新幹線が主人公の同作。0系新幹線は最後の運行で、終点の指示を無視して東京を目指して暴走。行く手を阻む新型車両にも負けず、高度経済成長期を共に支えた太陽の塔やYS-11が彼らを応援していく。

 「子どもにも演劇を楽しんでほしい」と同作を45分間の脚本に再構成し、舞台を撮影した映像を上映する。被災した東日本をはじめ、全国で公開されることから東北新幹線や震災発生の翌日に開業し、記念式典が中止となった九州新幹線も登場。「東北の皆さんに元気を届けたい。九州新幹線にもちゃんと開業おめでとうと言いたい」(主宰の大塚ムネトさん)と新たな場面が書き加えられた。

 「子どもも大人も楽しめる作品。家族で楽しんでいただければ」と大塚さん。

 入場料は、一般=1,000円、中学生以下=500円。9月23日より、全国のワーナー・マイカルシネマズで公開。

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