イムズ（福岡市中央区天神1）地下2階に6月20日、世界各地のユニークな植物を展示する「そら植物園」が登場した。

緑あふれる「そら植物園」内

　世界各地で植物を収集する「プラントハンター」として活動する植物卸問屋「花宇」の5代目・清順さんが商業施設「代々木VILLAGE（ビレッジ）」（東京都渋谷区）に開設した「そら植物園」。会場には、同園を再現し、「日本初お目見え」（清順さん）というモロッコの植物「チャメロプス フミリス アルジェンテア」や、「100年に1度しか花が咲かないという貴重な植物」という「アガベ吉祥天」など約200種の植物約1900株が並ぶ。

　「葉に毛が生えているものなど、植物の個性が好き」と清順さん。「フィギュアのコレクション、パートナー、ペット感覚で植物を楽しんでほしい。植物と人間の距離が近づくきっかけになれば」。

　会場では植物のチャリティーマーケットも実施。売り上げの一部は「高田松原を守る会」に寄付し、岩手県陸前高田市の松原再生活動に充てるという。

　営業時間は10時～20時。マーケット実施は6月20日～30日と7月14日～18日で、平日＝13時～19時、土曜・日曜・祝日＝11時～19時。展示は7月18日まで。