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福岡の現代美術30年の回顧展-県美と市美、初の共同開催へ

村上 勝 《Gold Metallic (1)》 1977年 福岡市美術館蔵

村上 勝 《Gold Metallic (1)》 1977年 福岡市美術館蔵

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 福岡県立美術館(福岡市中央区天神5)と福岡市美術館(大濠公園1)で来年1月5日より、共同企画展「福岡現代美術クロニクル1970-2000~福岡の現代美術、その30年の歴史を回顧する~」が開催される。

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 1970年代以降の県内の現代美術にスポットを当てた同展。両館の初の共同企画展で、福岡を拠点に活動する作家や、福岡の作家と交流のある国内外の作家など計85人の作家による絵画、インスタレーション、映像作品など約130点を展示する。

 「両館とも地元の美術動向に常に目を向けてきたが、今回その成果を見せることができる」と福岡市美術館学芸課・主任学芸主事・山口洋三さん。「今後も近隣他館との連携を深め、展覧会の充実を図りたい」と話す。

 会期初日には記念シンポジウムを行うほか、1月19日・27日には市内のギャラリーを巡る「福岡アートバスツアー」などの関連イベントも予定する。

 開館時間は、福岡県立美術館=10時~18時、福岡市美術館=9時30分~17時30分。入館は共に閉館30分前まで。月曜休館(1月14日、2月11日は開館、1月15日は休館)。料金は2館共通チケットで、一般=1,200円、大学・高校生=700円、中学生以下無料。2月11日まで。

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