ソチ冬季五輪のフィギュアスケート金メダリストの羽生結弦選手から福岡市に記念パネルが届いた。
5月12日に福岡県スケート連盟を通じて市に届いたもので、ソチ五輪会場のスケートリンクのフェンスに使われていた壁紙に、日の丸を手にした羽生選手の写真をあしらい、サインが記されている。
羽生選手は昨年12月、マリンメッセ福岡(博多区沖浜町)で開かれた「ISUグランプリファイナル国際フィギュアスケート競技大会」でカナダのパトリック・チャン選手を下して優勝。この優勝が「ソチ五輪での金につながった」との感謝の気持ちを込めて贈られたものだという。
「『どこで見られるのか』『公開されているのか』などフィギュアスケートファンからも問い合わせが多い」(スポーツ事業課長の竹中菊博さん)ことからと予定を前倒しし、今月21日より市役所本庁舎15階に展示している。
「グランプリファイナル会場では、関係者全員に丁寧にあいさつをする羽生選手の礼儀正しさが印象的だった」と竹中さん。「記念パネルを贈っていただけるような配慮にも人の良さが感じられる」とも。
羽生選手は「福岡の皆さんには親切にしていただき、とても感謝している。福岡会場の氷の質は最高。また福岡に行きたい」とコメントを寄せている。