福岡三越（福岡市中央区天神2）は6月17日、同館9階催事会場の中元ギフトセンターを拡大し、中元ギフト商戦本格化に向けて決起大会を行った。

　今年は「日々是食楽（ひびこれしょくらく）」と題した健康をテーマにした特定保健用食品のセットや、1914（大正3）年の三越日本橋本店ルネッサンス式新館落成とともに誕生した食品フロアの100周年を記念して「食のクロニクル（年代記）」と題し、当時から店頭に並んでいたという「山政」の「本枯節・削り器詰め合わせ」（1万6,200円）などの100周年記念の商品など約2300品目をそろえる。

　「増税などの影響で昨年とは違うため、福岡限定品や日本の贈答文化の基本に立ち返った商品などを盛り込んだ」と店長の梁井宏幸さん。岩田屋三越の予想平均単価は約4,000円。売り上げ目標は前年並みを見込む。

　営業時間は10時～20時。8月3日まで。