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福岡三越、1階をメーンに新装-靴修理など普段使いできる百貨店に

福岡三越が一部フロアを新装(写真は利用者数が増加した南口のそばにある靴売り場)

福岡三越が一部フロアを新装(写真は利用者数が増加した南口のそばにある靴売り場)

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 岩田屋三越(福岡市中央区天神2)は4月29日、福岡三越(天神2)の一部フロアを新装した。

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 昨年10月に実施した地下2階食品売り場の改装に続く第2弾。1階に婦人靴、婦人雑貨、アクセサリーをメーンに展開したほか、4階に地下1階よりハンドバッグ売り場を移設、5階にはウオーキングなどの機能性を重視した婦人靴などを集約、8階には九州初出店の快眠ショップ「ネムリウム」、ヘアサロン「アクトジャパン」などを設けた。

 今回の改装の目玉となった1階は、既存の海外ブランドを岩田屋に移設し、雑貨をメーンに売り場を展開。「普段使いができる駅ビルならではの特色を伸ばしたい」(梁井宏幸店長)と地下1階に店を構えていた靴・バッグ修理店「ミスターミニット」やフラワーショップ「GDストア」などを1階南口側に移設した。

 そのほか、神戸発のシューズブランド「バークレーコンフォートスクエア」、日本初出店ブランド「キャロル」などをそろえたほか、500円から購入できる雑貨や2011年にルイ・ヴィトン跡に実験的に展開した自主編集ショップ「三越neone(ネオネ)」で好調だったコスメブランドなども引き続き展開する。

 今回の改装により、オープンの29日から南口を利用した来店客数が35%増を記録するなど「改装は成功」と梁井店長。「岩田屋はわざわざ足を運ぶ百貨店、駅ビルの普段使いができるが百貨店らしさを持った三越と差別化を図りたい」としている。

 今秋には地下1階をメーンに、上層階の新装も行い、「より駅利用者への対応力を追求していきたい」という。

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