西鉄シティホテル(大名2)は5月10日より、同社が運営する西鉄グランドホテル(大名2)の「日本料理 松風」(TEL 092-781-0421)で1日10食の限定メニュー「至高の天丼」を発売する。「至高の天丼」は、同ホテルが提供している「至高シリーズ」の第二弾となるもので、第一弾の「至高カレー」は、1カ月間の限定販売だったのにも関わらず期間中約200食のオーダーがあり好調だったという。今回の天丼は全国各地の旬の素材17品を盛り込んでいるのが特徴。魚介類では、豊後水道の荒波で全長30センチの「大車海老」や玄海島産の「アワビ」、豊前海産の「穴子」、北海道産の「ウニ」を包んだ茶巾などで、野菜は、アクがなく香り高いことで有名な鹿児島産の「新ゴボウ」や全国トップクラスの出荷量を誇る佐賀産「アスパラガス」といった九州各地の珍しい野菜のほか、四角い形が珍しく、ほろ苦さが絶品の沖縄産「しかく豆」、ゲルマニウムやミネラルを多く含み「スーパー野菜」として脚光を浴びている伊豆産の「あしたば」など。また、天ぷらの決め手となる油は茶油を使用し、粘り気がなくカラッとあがるという。価格は1万円。コアターゲットは、同ホテルをよく利用する40代~50代。広報の花田さんは、「『至高のカレー』は、昔のカレーがおいしかったので再現しようという料理長と利用客の会話をきっかけに誕生したもの。ただ再現するだけではなく、珍しい食材を使って料金を1万円にしたことで、多くの注目を集めた。第二弾では、こだわりの食材を特徴にできる天丼にしようと思いついた」と話している。6月15日まで。西鉄グランドホテル