内閣府は6月4日、「道州制タウンミーティング・イン・福岡」を都久志会館(天神4)で開催する。同イベントは近年、市町村合併の進展や都道府県を越える広域的な行政課題により都道府県制度のあり方が問われ、道州制の議論が盛んになっている背景をもとに開催されるもので、福岡の地方自治体や商工会議所が「道州制」について特に関心が強いことから、全国で初めて開催されるもの。登壇者は、総務大臣の竹中平蔵さんほか、同相の私的懇談会「地方分権21世紀ビジョン懇談会」の大田弘子さん、資生堂名誉会長の福原義春さん。開催時間は14時~16時。応募は、25日の17時まで。申込みは、ホームページか電話(TEL 0120-474-197)まで。道州制とは、現在の47都道府県を「道または州」とする10前後の広域ブロックに再編し、国の事務事業や権限を大幅に移譲して広域行政を行う制度で、国は外交、防衛、通貨、司法などの全国的事務を担当する。戦後続いてきた中央集権体制を改め、地方の実情に応じたきめ細やかな施策を行うのが狙いだという。道州制タウンミーティング・イン・福岡