西日本鉄道が1月25日、来年春から運行する同社初の観光列車の車両概要やデザインを発表した。
観光列車名は「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO(ザ レールキッチン チクゴ)」。アパレルブランドや飲食店などを運営する「トランジットジェネラルオフィス」(東京都港区)がプロデュースし、内装デザインは「ランドスケーププロダクツ」、外装・ロゴデザインはグラフィックデザイナーの福岡南央子さんが手掛けた。
既存の6050形を3両編成、座席を52席に改造。大川家具の椅子などを使うほか、天井には八女の竹を使った竹細工、壁面には城島瓦などの筑後地方の工芸品を盛り込んだ内装に仕上げる。2両目には窯を設けたキッチンを併設。筑後地方を中心とした食材を使った料理を提供する。車両投資額は約5億円。
運行は2019年春を予定。