キャナルシティが巡回警備ロボット導入-館内案内役も

写真=合成イメージ

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 キャナルシティ博多(博多区住吉1、TEL 092-282-2525)は8月10日より、インフォメーションロボット2体を導入する。

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 ロボットは、綜合警備保障が開発した巡回警備ロボット(ガードロボD1)を同施設の仕様にカスタマイズしたもので、昼間は施設内を動きながら案内するインフォメーション役を、夜間は閉店後の同施設を巡回する警備ロボットとしての役割を担う。ロボットの色はブルーとピンクで、地下1階と1階に各一体ずつ配備する。高さ=135センチ、幅=65センチ、奥行き=70センチ。当面は、同施設のスタッフがロボットに同行するが、センサーで障害物などを判別するため買い物客や設置物を避けながら動くことが可能だという。商業施設でインフォメーション機能を兼ね備えた巡回警備ロボットを導入するのは初だという。

 インフォメーション機能は、200以上ある同施設の店舗を「カテゴリー別」に検索することが出来、地図上でショップの場所を案内する「ショップ検索機能」、細かい情報を音声とタッチパネルを活用して客に伝える「インフォメーション機能」や画面からタッチパネルで同施設のホームページを閲覧することもできる。「ショップ検索機能」は中国語や英語、韓国語の表示もできる。

 警備機能は、搭載されたカメラからの画像を警備室の監視装置に送信するほか、巡回中に館内の異常を発見すると、監視装置に警報を送信する。また、巡回を終了するとロボットは自動的に充電装置にドッキングし、充電を行い次の仕事に備える。同施設では今までの警備体制に加え、同ロボットを導入することでセキュリティー強化になると見ている。

キャナルシティ博多

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