街なか手助けサポートプロジェクト「たすけっと」の実証実験が2月1日、福岡市内で始まった。
段差などの移動が困難な高齢者や、車いす利用者、ベビーカー利用者、駅で乗換に迷っている訪日外国人など「街なかの移動やコミュニケーションに困っている人」と「手助けしたい人」とをスマートフォンを活用して結びつける同実験。
大日本印刷(東京都新宿区)が、ミライロ(大阪府大阪市)、西日本新聞社(福岡市)などと共同で行う。実証実験は、福岡市実証実験フルサポート事業の採択プロジェクト。
参加方法は、LINEの公式アカウント「&HAND(アンドハンド)」に「友だち登録」し、自分が「手助けを必要とする側」か、「手助けする側(サポーター)」かを選択。LINEアプリを利用していない人は、実証エリアに設置されたポスターのQRコードをスマートフォンで読み込むことで、近くのサポーターに依頼を送信できる。
対象エリアは、西鉄福岡(天神)駅改札外周辺エリア、天神地下街、天神エリアのバス停周辺、キャナルシティ博多など。
実施時間は10時~20時。3月31日まで。