新出光(福岡市博多区上呉服町1)が9月6日、オープンイノベーションプログラム「IDEX NEXT NAVIGATOR 2019~世の中になくてはならないなにかを~」のキックオフイベントを「Garraway F」(中央区天神1)で開催した。
ベンチャー企業や大学などの外部にイデックスグループが解決すべき課題を共有し、協業による新規事業と新サービスを創出しようと展開する同プログラム。イデックスグループ初の個別プログラムとして、同社事業の活性化と九州の経済発展、地域活性化に貢献していく方針という。
当日は、新出光社長兼グループCEOの出光泰典さんと、スタートアップコミュニティ「StartupGoGo」(中央区天神1)の岸原稔泰さんによるトークセッション、「IDEX NEXT NAVIGATOR 2019」の第1回プログラム内容説明会を行った。
募集テーマは「車での移動に関する新たなサービス」「働き方に変化を与える新たなサービス」など4つを掲げる。応募条件は九州へ貢献できる提案であること、イデックスグループと協業が可能な企業や学生であること。グループ事業やガソリンスタンドなどを提供可能なリソースとし、業務提携もしくは資本提携による協業を目指す。
出光さんは同プログラムに懸ける思いとして、「信用・信頼に基づいたじっくりしたパートナーシップを組んでやっていきたい。店舗などのリアルが生きるように、デジタルのイノベーションをそこに加えていただける方に出会いたい。単に儲けるというだけでなく、これから日本が直面する課題を解決していくことを事業を通してやっていきたい。『おお、これ面白いね!』と思えるアイデアを待っている」と呼び掛ける。
9月11日は16時30分から、「Fukuoka Growth Next」(中央区大名2)で第2回説明会を開催する。
応募は「IDEX NEXT NAVIGATOR 2019」特設サイトで受け付ける。締め切りは9月30日。