菓子製造業の千鳥饅頭総本舗(博多区上呉服町10、TEL 092-282-8572)は8月18日、「子どもの村福岡」設立支援事業の第一弾として、チャリティー型自販機を同社直営店に設置した。設置セレモニーには関係者、約50人が出席した。
チャリティー型自販機は収益金の一部を寄付金にすることができるもので、同社では収益金のすべてを「子どもの村福岡」設立に寄付する。同社のイメージがデザインされた自販機はコカ・コーラウエストジャパンが無料で貸与し、福岡県内の同社直営店15カ所に設置。今後、設置台数を増やしていく予定。
「子どもの村福岡」は1949年にオーストリアで創設された子どもに関するNGO「SOSキンダードルフ」の基本理念「すべての子どもに家庭を与えよう」を基に、子どもケアセンター福岡の大谷順子理事、千鳥饅頭総本舗の原田光博社長らが協力し7月に開設した。
同団体は今後、スポーツイベントや企業の記念事業などで支援活動を進め、2008年に「子どもの村福岡」の設立を目指す。