展覧会「氷室友里のテキスタイル展 TEXTILE PLAY GROUND」が11月16日から、三菱地所アルティアム(福岡市中央区天神1)で開催される。
テキスタイルデザイナーの氷室友里さんは、2016(平成28)年にオリジナルブランド「YURI HIMURO」を展開するほか、空間演出や企業へのデザイン提供などの活動をしている。2018(平成30)年のエル・デコ インターナショナル デザインアワードで「Young Japanese Design Talent」を受賞するなど国内外で注目を集めている。
同展では、未発表の新作を含むテキスタイルのほか、スケッチや制作資料などを公開する。代表作の「SNIP SNAP」は、二重構造の布にはさみを入れると、下から異なる色の布と物語を想像させる柄が現れる。このほか、見る方向により布の絵柄が変わる「motion-textile」、リバーシブル構造に着想を得た「ONDO」や「BLOOM collection」など作品約25点をそろえる。会場では、二重構造のテキスタイルにはさみを入れる体験ができるコーナーも設ける。
初日の18時30分~20時は、氷室さんが来場するオープニングレセプションを行うほか、17日と30日の15時30分から40分程度、氷室さんが作品や制作について話すギャラリーツアーを行う(参加無料、予約不要)。
開催時間は10時~20時。入場料は、一般=400円(前売り300円)、学生=300円(同200円)、高校生以下無料。12月15日まで。