クリスマス企画「IMS CHRISTMAS 2019」が11月13日、イムズ(福岡市中央区天神1)で始まった。
イムズ開業30周年のクリスマス企画は、日本とフィンランドの外交関係樹立100周年を記念し、北欧・フィンランド・HYGGE(ヒュッゲ)をコンセプトに、北欧の街並みや森、空をモチーフに展開する。ヒュッゲはフィンランドなどの北欧で生まれ、「心地よい空間や時間から自然と生まれる幸福感や充実感」を意味するといわれている。
同館地下2階では、吹き抜けの空間を生かした高さ約12メートルのクリスマスツリーと上部にオーロラをモチーフにしたイルミネーションを設置。フィンランドの伝統的な装飾「ヒンメリ」や「ストローモビール」が施され、ツリーの台座には開業30周年にちなんでクリスマスの妖精「トゥントゥ」の人形が30体飾られている。1時間ごとにツリーのライトがブルー、グリーン、ゴールド、ホワイトに変化するショータイムも設ける。
このほか、地下2階のステージ台や館内各フロアには、森をイメージしたもみの木のツリーが計20本飾られている。もみの木は、大分県玖珠郡九重町で育ったもので、期間終了後には生産者の山へ移設、移植または再利用されるという。
同企画では期間中、フィンランドの雑貨や食品などを販売するマーケットやイベント、ライブ、ワークショップなどを予定する。
点灯時間は10時~24時(一部異なる)。12月25日まで。