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天神コア、グランドフィナーレに向けて歴史展、500人参加ウェブCMも公開

展示会「コア44年の思い出プレイバック」会場

展示会「コア44年の思い出プレイバック」会場

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 天神コア(福岡市中央区天神1)で12月26日、展示会「コア44年の思い出プレイバック」と、閉館に向けたウェブCM「蛍の光 天神コアver.」の公開が始まった。

ウェブCM「蛍の光 天神コアver.」一場面

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 天神の中心で、ファッション・カルチャーの核となるビルを目指し1976(昭和51)年に開業した天神コア。「福ビル街区建替プロジェクト」に伴い、来年3月31日に閉館する。今年10月からは、これまで同館に遊びに来た全てのお客へ、もう一度遊びに来てもらいたいという気持ちを込めて「ワン モア コア!」のスローガンを掲げ、閉館までの半年間さまざまな催しを開催している。

 4階パティオでは、展示会「コア44年の思い出プレイバック」を開催。ファッショントレンドと歩んできた天神コアの歴史を振り返る展示となっている。44人の女性が再現する44年のファッショントレンド変遷をパネル展示した「STILE ICON」は、福岡・大名の老舗美容室「スイッチ」とコラボし、「インポート/セレクトショップ期」「ギャル期」「ヤングカジュアル期」とテイストを3つの時代に区分して紹介する。

 福岡の街と天神コアの年表も設け、「K-SHOP」、「Surfer Girl」、「CECIL McBEE」オープンや、「10周年、コア放送局開局」など、当時の天神コアトピックスと共に振り返る。このほか、元・天神コアイメージモデルなどキーパーソンへのインタビューや、天神コアへのメッセージを展示する。

 広報担当者は「天神の中心で、44年間営業してきた天神コアを、この展示会で知ってもらいたい。開館当時来ていただいた20歳のお客さまは今は60代、ぜひ2世代、3世代でご一緒に見に来て、楽しんでもらえたら」と呼び掛ける。

 同日から、天神コアの閉館に向けたウェブCM「蛍の光 天神コアver.」も公開した。「あかるく たのしく コアらしく」をコンセプトに、閉店後の天神コアを舞台にした内容。明るくにぎやかな曲調にアレンジした「蛍の光」を歌って踊り、天神コアにゆかりのあるアーティスト、エキストラで応募したお客、学生ダンスチーム、チアリーダー、マーチングバンド、天神コアショップスタッフなど、総勢500人が出演している。

 地下2階~地上6階・8階の営業時間は10時~20時。展示会「コア44年の思い出プレイバック」は3月31日まで。

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