福岡市動物園(福岡市中央区南公園)が9月1日から、飼育しているミナミシロサイの雄と雌計2頭の名前を一般募集する。
昨年12月13日、南アフリカ共和国から来園したミナミシロサイ2頭。同園では、2016(平成28)年にミナミシロサイの雄「ロック」が死亡してから、サイは不在だった。同園スタッフによると、今回来園した雄のサイは、遊ぶことが好きなやんちゃな性格、雌のサイは落ち着いた性格で、ブラッシングが好きだという。どちらも現在3歳。名前は園内の動物情報館ZooLabとインターネットで募集を行う。応募数や名前の由来などを考慮して園内で選考する。
決定した名前は、「世界サイの日」にちなみ9月22日の11時から、サイ舎で行う特別ガイドで発表する。名付け親になった人は9月22日、動物園に無料招待する(名付け親含む4人まで)。飼育員以外では初めてとなるサイのブラッシングを体験してもらうほか、イベント協賛企業の「キューサイ」(中央区草香江1)から自社商品を詰め合わせたお楽しみセットを贈呈する。
同園広報担当者は「ミナミシロサイは、飼育下での寿命が40年~50年程度と長生きする動物なので、永く愛着の持てる名前を考えていただけたら」と話す。
応募期間は9月13日17時まで。開園時間は9時~17時(9月12日までの土曜は21時まで、入園は20時30分まで)。入園料は、大人=600円、高校生=300円、中学生以下無料。