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福岡市内の公衆電話ボックス8カ所でモバイルバッテリーシェアリング設置実証実験

「ChargeSPOT」が設置された公衆電話ボックス

「ChargeSPOT」が設置された公衆電話ボックス

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 西日本電信電話(大阪府大阪市、以下NTT西日本)とINFORICH(東京都渋谷区)が1月15日から、福岡市内でNTT西日本が保有する公衆電話ボックス8カ所に、モバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT」のバッテリースタンド(貸出機)を設置する実証実験を行っている。

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 NTT西日本は、公衆電話ボックスの新たな活用シーンとして「公衆電話ボックススペース貸出しサービス」にて無線基地局の設置場所を提供している。INFORICHは2020年6月に福岡市と防災協定を結んでおり、災害時に無料で「ChargeSPOT」を提供するなど新たな災害対策スポットの構築に貢献していく。

 「ChargeSPOT」はINFORICHが展開するモバイルバッテリーシェアリング。アプリからバッテリースタンドを探してバッテリーを借り、別のバッテリースタンドに返却することができる。今回、NTT西日本が保有する公衆電話ボックス8カ所に「ChargeSPOT」のバッテリースタンドを設置。場所は、アクロス福岡前・天神平和ビル前・天神サザン通りプロント前・天神サザン通り新天町入口横・博多消防署冷泉出張所前・中洲交差点東(ゲイツ前)・中洲交差点西(セブンイレブン前)・清流公園。

 「ChargeSPOT」の利用料金は、1時間未満165円、その後48時間未満330円、その後最大7日間(168時間)まで1日(24時間)165円。

 実証期間は6カ月程度で、結果をもとに利用頻度や採算性などからビジネスの可能性を見極めた上で、中長期的には公衆電話ボックスへ設置を拡大していくことなどを検討していくという。

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