9月20日、西鉄ホール(福岡市中央区2)でアジアフォーカス・福岡映画祭2006「コダックVISIONアワード(福岡観客賞)」の受賞作品が発表された。
同賞は今年で16回を迎える同映画祭で初めて設けられた賞で、対象作品24作品について観客が5段階で評価、平均得点が最高点になった作品に贈賞される。
受賞作品に選ばれた「私はガンディーを殺していない」(インド)の監督でジャヌ・ボルアさんは「10年あたためていた作品で賞をいただき胸がいっぱいだ。福岡の皆さんがこの作品を選んでくれたことは絶対に忘れない」とコメントした。
同作品は、認知症によって引き起こされる一家の愛と苦しみを、1948年に暗殺された「インド独立の父」と呼ばれるガンディーを比喩して描いた社会派の家族ドラマで、9月21日の19時~ソラリアシネマ1(監督の舞台挨拶あり)、9月23日13時15分~NTT夢天神ホールで上映される。いずれも料金=1,200円。
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