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福岡県立美術館で「ムーミンコミックス展」 日本初公開のスケッチや原画280点

トーベ・ヤンソン 「まいごの火星人」 スケッチ(1957年)©Moomin Characters TM

トーベ・ヤンソン 「まいごの火星人」 スケッチ(1957年)©Moomin Characters TM

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 「ムーミンコミックス展」が現在、福岡県立美術館(福岡市中央区天神5)3階で開催されている。

ラルス・ヤンソン 「MOOMINS IN BATTLE」 原画(1974年)

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 ムーミン童話の原作者トーベ・ヤンソンによる漫画「ムーミンコミックス」。1947年から2年間、フィンランドのスウェーデン語系新聞「ニィ・ティド」紙に「ムーミントロールと地球の終わり」が掲載され、1954年からはイギリスの夕刊紙「イブニング・ニューズ」紙で約20年にわたり連載。最盛期は40カ国以上、120紙に転載された。主に、トーベが絵とせりふ、弟のラルスがネタ探しと英訳を担当し1960年からはラルス一人で漫画を制作した。

 同展はコミックスにスポットを当て、キャラクター設定やスケッチ、原画など日本初公開となる約280点を展示する。トーベが描いたキャラクター設定のドローイングやスケッチ、ラルスが手掛けたムーミンコミックス52作品の中から日本ではまだ書籍化されていない3作品を含む4作品の原画を紹介する。

 物販コーナーでは、「ムーミンコミックス展公式図録」(2,200円)、展覧会オリジナル商品の「Tシャツ」(2,750円~)、「ステンレスミニボトル(ブルー・ホワイト)」(1,980円)などを販売する。

 開催時間は10時~18時(入場は17時30分まで)。月曜休館。観覧料は、一般=1,500円、高大生=1,100円、小中生=600円。7月11日まで。

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