展覧会「LANDIC presents バンクシー展 天才か反逆者か」が7月2日から、「UNITEDLAB(ユナイテッドラボ)」(福岡市中央区大名1)で開催される。
イギリスを拠点に、世界中のストリート、壁、橋などを舞台にして活動するアーティスト・バンクシーさんの作品70点以上を集めた展覧会。2018(平成30)年から世界5都市と、横浜、大阪、名古屋を巡回し、九州で初開催される。
壁面に描かれるものは、すぐに塗りつぶされ、現存している作品は少ないというバンクシーさんのグラフィティ作品。同展では、複数の個人コレクターの協力の下、オリジナル作品や版画、立体オブジェクトなどを展示する。作品の背景には鋭い社会風刺や政治的メッセージが込められており、同展ではテーマごとに作品をまとめる。バンクシーさんの代表作といわれる「ガール・ウィズ・バルーン」や、「ラブ・イズ・イン・ジ・エア」「ケイト・モス」「ノー・スイミング」などの作品が並ぶ。
そのほか、バンクシーさんの制作風景を連想させるインスタレーションなど、体験型展示も用意する。
会場の「UNITEDLAB(ユナイテッドラボ)」は、2500平方メートルのライブエンターテインメント施設。同展をこけら落としイベントに、同日オープンする。
開催時間は10時~20時(入場は19時30分まで、7月7日は16時30分閉館)。チケット料金は、「日時指定前売りチケット」一般=1,800円(土曜・日曜・祝日は2,000円)、中学生以下=1,200円(同1,400円)、「平日いつでもチケット」一般=1,800円、中学生以下=1,200円、「当日窓口販売チケット」一般=2,200円(同2,400円)、中学生以下=1,200円(同1,400円)、未就学児無料。10月31日まで。