福岡市が7月14日、エンジニアを目指す地元学生をサポートするデジタル人材育成プログラム「DATA ENGINEER CATAPULT(データ エンジニア カタパルト)」の開始を発表した。
同プログラムは、福岡市が推進する「エンジニアフレンドリーシティ福岡」の新しいプロジェクト。エンジニアを目指す福岡の学生の学びを支援し、育成する。同市は、エンジニアを目指す学生が地元に定着する流れを作ることを目的に「福岡にも活躍の場がある」「福岡にも同じ想(おも)いの仲間がいる」ということを広く理解してもらい、ロケットの発射台(カタパルト)のように、エンジニアとして飛び立つ学生をサポートすることをコンセプトとしたプログラムとなっているとする。
カリキュラムでは、現役エンジニアが講師を担当する。同市によると、実践的なWebエンジニアリングとデータサイエンスを基礎から学ぶことを目的に福岡のIT企業、スタートアップ企業との共同制作やインターンの機会を提供するという。
プロジェクトの運営は、IT関連及びデジタルコンテンツの人材養成スクール・大学・大学院を運営する「デジタルハリウッド」(東京都千代田区)の起業家・エンジニア養成スクール「G's ACADEMY FUKUOKA(ジーズアカデミーフクオカ)」(福岡市中央区大名1)が請け負う。
受講期間は9月~来年2月下旬の5ヶ月間を予定。受講料は1万円(プログラム修了者には全額を返金)。募集人数は30人程度。対象は、福岡県内の大学、短期大学、専門学校等に通学する学生。講義会場は福岡市赤煉瓦文化館内の「エンジニアカフェ」(天神1)。募集期間は8月15日まで。ホームページで受け付ける。