高(高ははしごだか)取焼の展示販売会「茶陶の技・綺麗(きれい)さびと日々のうつわ展」が12月20日、アクロス福岡(福岡市中央区天神1)2階匠(たくみ)ギャラリーで始まった。
「高取焼宗家」(東峰村)が主催。福岡で約420年続くという高取焼約100点を展示販売する。今回は、「高取焼の茶陶の魅力と現代の器としての可能性」をテーマに。茶陶をはじめ現代スタイルの器「NEO TAKATORI」をクリスマスのテーブル向けにコーディネートで展示したり、普段使いできる伝統的な高取焼の器を正月向けのテーブルコーディネートで展示したりする。期間中は板皿の絵付け体験も開催する。
高取焼宗家の高取七絵さんは「茶道をたしなむ人は、薄くて優美な高取焼を見に来てほしい。まき窯で焼いた新作を用意している。料理のプロや料理が好きな人やお客さまを招くことが多い人は、和洋中にこだわらない器の数々を見に来てほしい」と呼び掛ける。
開催時間は10時~18時(最終日は16時まで)。入場無料。絵付け体験は随時受け付ける(有料)。12月26日まで。