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福岡市美術館で「田部光子展」 絵画・立体など作品64点展示

田部光子 《魚族の怒り》 1959年、福岡市美術館蔵

田部光子 《魚族の怒り》 1959年、福岡市美術館蔵

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 企画展「田部光子展『希望を捨てるわけにはいかない』」が来年1月5日から、福岡市美術館(福岡市中央区大濠公園1)2階「近現代美術室A」、「近現代美術室B」で開催される。

田部光子さん

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 田部光子さんは1933(昭和8)年に日本統治下の台湾で生まれ、1946(昭和21)年福岡に引き揚げ、絵画を独学し、「九州派」の主要メンバーとして活動し、その後も活躍する美術家。

 同展では、1974(昭和49)年に主宰した「九州女流画家展」など1970~1980年代を含む、「九州派」時代から現在までの田部さんの活動を紹介する。作品は「魚族の怒り」「プラカード」「人工胎盤」など、絵画や立体、インスタレーション、デッサン、コラージュ、映像など64点と資料の展示を予定する。

 このほか、記念講演会として2月5日に「ジェンダーの視点からみる近代の女性アーティストたち」、12日に「戦後美術と女性作家」を同館1階「ミュージアムホール」で開く。開催時間は14時~15時30分。先着順で各日定員180人。聴講無料。

 開館時間は9時30分~17時30分(入館は閉館30分前まで)。月曜休館(1月10日は開館、翌11日休館)。観覧料は、一般=200円、高大生=150円、中学生以下無料。3月21日まで。

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