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福岡市動物園のペンギン舎がリニューアル 間近で観察できる体感施設へ

福岡市動物園「ペンギンエリア」の展示棟(大プール)下からのペンギン

福岡市動物園「ペンギンエリア」の展示棟(大プール)下からのペンギン

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 福岡市動物園(福岡市中央区南公園1)のペンギン舎がリニューアルし、1月18日オープンした。

大プール前広場での完成記念式典

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 同園は2006年度より20年計画で大規模リニューアルを進めており、ペンギン舎のリニューアルは2019年10月に着工。工事に当たり、同園のフンボルトペンギンは2020年6月からマリンワールド海の中道(東区大字西戸崎18)と熊本市動植物園(熊本市東区)に移動していた。

 新しい「ペンギンエリア」は、「驚く」「楽しむ」「学ぶ」を体感できる施設としてリニューアルした。深さ約4メートルの大型プールを設け、真下からなどいろいろな角度からペンギンを見ることができる「展示棟(大プール)」、人工的に水の流れを作り、間近でペンギンが泳ぐ様子を観察できる「ペンギンプール(小プール)」、ペンギンについて学べる「解説棟」、これから利用予定というペンギンの「巣穴」などを備える。「ペンギンエリア」では現在、フンボルトペンギン32羽を見ることができる。

 オープン初日はペンギンエリア大プール前広場で完成記念式典が行われ、式典終了後に一般公開が始まった。親子や学生などが来園し、「めっちゃ近い!」と間近でペンギンの泳ぐ様子を楽しんでいた。

 同園では1月18日~1月23日、オープン記念企画として入園時、イラストレーター北村直登さんとコピーライター岡田賢さんがメインビジュアルを手掛けたA4クリアファイルを各日先着1500人に配布する。

 開園時間は9時~17時(入園は16時30分まで)。月曜休園(祝日の場合は翌日)。入園料は、大人=600円、高校生=300円、中学生以下無料。

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