レストラン事業などを手がける「ピエトロ」(福岡市中央区天神3)が4月14日、本社・製造工場周辺の清掃を行った。同社が取り組む「オレンジデー」活動の一環。
「オレンジデー」は、元々JA全農えひめが2009(平成21)年5月にかんきつ類をPRしようと日本記念日協会に登録した記念日。バレンタインデー(2月14日)、ホワイトデー(3月14日)に続く新しい記念日として、大切な人と気持ちを贈り合う「第3の愛の日」の位置付けという。
ピエトロでは、2021年9月に行った同社内コンテスト「第3回アイディアコンテスト」でレストラン事業本部・平良繁寿さんの提案「オレンジデーへの取り組み」が入選。平良さんは「オレンジデーを通して『ありがとう』『だいすき』など気持ちを込めて言葉を贈りあうことで、ピエトロの目標でもある『しあわせ、つながる』世界を目指していきたいと考え、提案した」と話す。
当日は、用意したオレンジのマスクとポロシャツを身に着けた社員37人が雨の中、8時30分から、3人ほどのグループに分かれて本社(天神3)周辺と製造工場(古賀市鹿部)周辺を清掃した。定期の清掃活動に比べ約2倍の人数で行ったという。国内19店舗で配布した「オレンジジュースのプレゼント券」引き換えを行うほか、「気持ちを伝えるメッセージカード」配布などを行った。
オレンジデー実行委員の中村翔太さんは「オレンジデーを社内外に知ってもらうことができた。自分たちからお客様、お客様からお客様へ生まれたありがとうの連鎖を、来年はさらに広げたい」と意気込む。