石窯焼きピザと酒の店「薬院ピザ酒房」（福岡市中央区高砂1、TEL 092-523-6500）が7月19日、西新から移転オープンした。

カウンターから見えるピザの生地を伸ばす工程

　2015（平成27）年から7年間営業の「西新ピザ食堂」（福岡市早良区）が移転した同店。移転リニューアルに合わせ、店名も「食堂」から「酒房」に変更した。「大人がお酒とピザを気軽に楽しめる店」をコンセプトに掲げ、石窯焼きピザ22種類とピザに合うアルコール類などを提供する。

　提供するピザの小麦粉には、イタリア・ナポリのカプート社の「サッコロッソ」を使用。注文を受けてから生地を伸ばし、500℃の石窯に入れ90秒で焼き上げる。ランチとディナー共通で、「マルゲリータ」や「ボロネーゼ風ピザ」など5種類のピザ（各580円）、「ベーコンとモッツァレラのバジルソース」や「カルボナーラ風ピザ」など9種類のピザ（各780円）、「生ハムとルッコラのトマトソース」や「エビとアスパラのクリームソース」など8種類のピザ（各980円）合わせて22種類を提供する。電話注文でのテイクアウトにも対応する。

　アルコールは、「カールスバーグ生ビール」（580円）、ハイボール（480円）、グラスワイン（480円）、カクテル（580円）などを用意。11時30分～14時と17時30分～18時30分にハッピーアワーを設け、500円以上のフードを注文した人には、グラスワイン、ハイボール、カクテルを300円で提供する。

　ランチメニューは、石窯焼きピザ1枚にソフトドリンクとミニサラダを付けるセットで、ピザは22種類から選んでもらう。ピザのグレードによって「Aセット」（800円）、「Bセット」（1,000円）、「Cセット」（1,200円）の3セットを提供。プラス100円でソフトドリンクをアルコールに変更できる。

　ディナーメニューは、前菜、アヒージョ、石窯料理、おつまみなどの単品と、20種以上のメニューから1人2品を選んでもらう「プリフィクスコース」（1人＝1,500円、2人前から提供）を用意。4人から20人のグループ客向けに120分飲み放題付きプラン「パーティープラン」（1人＝4,000円、要予約）を提供する。

　店主の山下さんは「居酒屋や焼鳥屋のような感覚でピザとお酒を楽しんでほしい。さまざまなシチュエーションで利用できるので、気軽に来店してもらえれば」と話す。

　営業時間は、ランチ＝11時30分～14時30分、ディナー＝17時30分～24時（1ドリンク制）。日曜定休（連休の場合は最終日）。