スイーツバー「酒と甘味のタタミゼ」(福岡市中央区今泉1)が7月7日、オープンした。
スイーツと日本酒をメインとした酒を提供する同店。席数はカウンターとソファの11席。高校で調理師資格を取得し、飲食店勤務やウェブディレクターを経て、昨年5月に日本茶やフランス菓子を中心に販売するオンラインショップ「tatamiser」(現在は休止中)をオープンした福岡出身の林田千晴さんが開業した。「お酒とスイーツのマリアージュ」がコンセプト。林田さんは、客と対面で話せる店舗営業がしたい、甘いものと酒が合うことをもっと知ってほしいとの思いで、同店の開業を決意した。
スイーツは全て手作りで、一番の人気という「あんこのテリーヌショコラ」(480円)や、2種類の日本酒から選べる「日本酒のアフォガード」(620円)、八女抹茶を使った「抹茶のテリーヌ」(480円)など7種類を提供する。
日本酒は、田主丸の若竹屋酒造場「馥郁元禄之酒(ふくいくげんろくのさけ)」など約15種類(aグラス=420円、bグラス=550円)を提供する。日本酒以外のドリンクメニューも国産がもっぱらで、「八女煎茶」(350円)や宮崎の都農(つの)ワイン「アンウッディド シャルドネ」(820円)、国産クラフトビール「ホワイトエール」(650円)なども用意する。おつまみに「店主おまかせ アテ3種盛」(600円)を提供する。
林田さんは「落ち着いてスイーツや酒を味わえる通いやすい店を目指している。スイーツや酒は嗜好(しこう)品で食べたり飲んだりしなくてもよいものだが、日々の疲れをスイーツと酒で癒やして、また頑張ろうと思ってもらえれば」と話す。
営業時間は19時~翌1時。木曜・日曜定休。